動物性食品を口にしないベジタリアンは自律神経に良くない行動です。

自律神経が働き過ぎると活性酸素による酸化ダメージが蓄積します。

この酸化を防いで自律神経の疲労軽減に役立つのがイミダペプチドで、鳥胸肉やカツオなど肉魚に多く、ベジタリアンのように肉魚を食べなくなるとイミダペプチドが摂取できず自律神経に良くない行動と言えます。

野菜のベータカロチンや果物のビタミンC、赤ワインのポリフェノールなど植物由来の成分にも抗酸化作用はあるが脳内で持続的に働かず、自律神経の疲労軽減にはならないので役割は限定的となります。

1人で黙々と食べると早食いになり食べ過ぎる恐れがあります。

一度にたくさん食べ過ぎると、消化をつかさどる自律神経の負担が増えるだけで、手軽なファーストフードで噛まずに飲み込むように食べると、消化管と自律神経のストレスが増え、最悪だそうです。

また、孤食は自律神経の交感神経が優位となり満腹になるまで続きます。

昼食は同僚、夕飯は友人・家族と食卓を囲みよく噛んで食べましょう。

起きている間は少なからず自律神経への負担はあります。

その疲労は、睡眠でリセットするのが有効とされています。
寝ている間にも、自律神経は地道に働き続けるが、仕事量は少なくその間に疲労回復しています。

ただ、せっかく眠っていても、いびきをかいていると自律神経は休まりません。

仰向け寝では、重力で舌が喉の方へ垂れ下がり、気道が狭まり、狭い気道を空気が通る際いびきが鳴ります。

この状況はストローで風船を膨らますような状態で、体内へ酸素の取り込みは不十分な状態で、それを補うために心拍や血圧を上げようと眠っているのに交感神経優位になり疲れます。

横向きで寝ると気道が確保されやすいので、いびきは減って自律神経は休まりやすいです。

夜更かしをして、翌朝はギリギリまで寝て大きすぎるスマホのアラーム音で飛び起きる。
突如大きな音が耳元で鳴り響くのは生き物にとっては身の危険が迫っているサインです。　

反射的に交感神経が働き心拍と血圧が急に跳ね上がり、朝のスタートから自律神経に良くない行動となります。
夜更かしせず、アラームに頼らず、周囲が明るくなったタイミングで自然に起きるのが理想。

朝日が差し込んで明るさが感じられるように、予めカーテンやブラインドをあけましょう。