【肩こりのセルフケア・予防】
指先の使いすぎからくる肩こりは「合谷」をツボ押しして解消

こんにちは、姫路市宮西町の肩こり改善マッサージ【らくらく館姫路】です。

【らくらく館姫路】はお客様に指圧・マッサージ・ストレッチなどを行い頭痛・肩こり・腰痛などを緩和している姫路市宮西町にあるお店です。

施術者は2006年からの施術歴、医療系国家資格の柔道整復師免許を保有しています。

この肩こりトピックでは肩こりに対するセルフケアを知って頂き、少しでも肩こりのない生活を送って頂く為に作っています

背中を丸めて針仕事をしているお母さんが、ときおり頭を上げたかと思うと首を左右に動かし、肩のコリをほぐしてはまたぬい物を続けるー昔はどこの家庭にもそんな風景が見られたものです。

時代のは移り変わり、ぬい物をするお母さんの姿は昔より少なくなっても、こうしたタイプの肩こりは減ってないようです。

デスクの上にかがみ込んで書類にペンを走らせたり、電卓を指先だけでたたきつづけたり、パソコンの画面と一日中にらめっこをしながら指先は常にキーボードを操作しているーそうした仕事の合間に無意識に首を左右に動かす人の姿がどこのオフィスでも見られるでしょう。

このように指先をよく使うことからくる肩こりは、くびの両脇から肩の前方にかけての部分に多く起こります。東洋医学では、このタイプの肩こりは主に「大腸経」の変調によるものと考えます。大腸経の「気」(生命エネルギー)の流れが悪くなっているのですから、大腸経上のツボを刺激して気の流れを正常化してやれば、肩こりを解消できるのです。

大腸経は、鼻の両わきに始まって首の両わきを下り、肩先から腕の内側(親指側)のヘリを走り、人差し指の先に至る経絡です。この大腸経の原穴(気がわき出すツボ)として知られ、肩こりに卓効を示すのが、手の甲にある「合谷」のツボです。

目の前にコップがあると思ってそれを持つときの手の形を作ってみて下さい。

実際にコップを持ってみてもいいでしょう。

このとき、親指と人差し指のつけ根の骨がぶつかるところで、いちばん深くくぼんだところにあるのが合谷です。合谷を刺激する前に首や肩のこっている部分に、反対側の手のひらを軽く当てて下さい。

2～3分当てたままにして、患部があたたまってきたら、はずします。

これは、「掌圧法」といって、体内の気の流れを調整する準備体操のようなものです。

けっして押したりもんだりせず、気分を楽にして静かに手のひらで当てるのがコツです。

この掌圧法を行うのと行わないのとでは、同じように合谷を刺激しても効果に格段の差ができますので、ぜひ行うようにして下さい。

さて、合谷の刺激法ですが、反対側の親指の腹でジンとしびれるくらいに強く指圧します。3秒押しては1秒離し、3秒押しては1秒離すという要領で2～3分つづけたら、左右の手をかえて同様に2～3分刺激します。

少し肩がこったと思ったら、この合谷の指圧をまめに行ってください。そのほか、時間のあるときにたばこや線香の火を用いた温熱刺激を合谷に加えてやれば、より効果が高まります。

皆様の肩こり・首こり・頭痛・五十肩などの不快な症状が少しでも良くなるといいですね！