頭が傾けば、首には大きな負担がかかります
スマホを操作するとき、おそらく多くに人は猫背になり、画面をのぞき込むように頭が下に傾いているのではないでしょうか。
しかし、首の角度が少しでも傾くと、首には大きな負担がかかります。人間の頭はもともと5㎏ほどあるため、頭が15°傾くと首にはほぼ倍の12㎏の負担がかかります。
60°に傾けるとなんと首にかかる負荷は約27㎏このような姿勢がクセになるといずれ頚椎を痛めてしまう可能性もあります。首に負担をかけない姿勢を身につけましょう。
痛みが消えるスマホの使い方
①立ってスマホ
腰を少し突き出して足先を開いて立つことで、下半身が安定します。スマホの画面はできるだけ高くし、頭を下に傾けないようにします。二の腕を胸にしっかりつけて、脇を締めて、スマホを持つ手をしっかり支えましょう。
②座ってスマホ
重い頭はハイバックソファなどの背もたれにつけて、前のめりになったり頭が下がったりしないようにスマホは組んだ足の上で支えて操作します。テーブルがあれば、テーブルの上で肘を立てて操作すれば頭をできるだけ高い位置に保てます。
