2025-07-07
歪みについて
成人の背骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、1個の仙骨、1個の尾骨で構成されていて
①頭部、体幹の支持と運動②脊髄の保護という役割があります。
また、胸郭を構成する肋骨は背骨に付着し、背骨の歪みは胸郭の歪みになり内臓を圧迫することもあります。
背骨は臓器にも影響を与えています。
心臓や胃腸などの臓器は私たちが意識しなくても脊髄から出る自律神経の作用により働いています。
背骨が歪むとそこを通る自律神経が圧迫され、正常な働きができなくなります。
その結果、胃腸障害・便秘・生理痛など臓器のトラブルが起きたり、背骨が歪むことで、筋肉の状態が変わったり、体全体が歪んだりして頭痛・肩こり・腰痛・疲労感が起きたり、骨盤の歪みにつながったりします。
例えば前かがみ姿勢の多い人は、首や背中が前に引っ張られて、首こりや肩こり・疲れの元になります。