冷えは肩こりの元
冷えは肩こりの大敵です。
冬の寒い日など、コートの襟を立てて、背中を丸めた人を良く見かけます。寒さを避ける為の姿勢、すなわち体を縮めて小さくする姿勢が肩こりに良くないことは、おわかりだと思います。
ひどく寒いと歯がガチガチふるえたり、体が自然にブルブル震えたりしますが、体を温かくしようとする防衛本能です。
普通、私たちの体温の維持に使われるエネルギーの75%は筋肉の運動によりつくられています。
寒い時体が震えるのは、寒さを脳がキャッチし、一番熱を産生しやすい骨格筋の伸筋と屈筋との同時収縮で律動的に繰り返して熱を作らせるからです。
またその一方で血管は収縮し、熱の発散を防ぎ、筋肉と血管の収縮がうっ血を起こし肩こりの原因になるのです。
寒さを我慢すると肩こりの元になると心得て下さい。
特に冷え症の人は夏でもクーラーや扇風機の風に当たっていると体温がどんどん奪われて肩こりを起こす原因になります。
冷えた場所はしっかり温めて、肩こり解消しましょうね!