一般的に危険な入浴についてお話します。
まず時間ですが、早朝や深夜の入浴は危険です。
なぜなら、心臓や脳血管に問題をおこすからです。人間には体のリズムがあります。
早朝と深夜はちょうどリズムが大きく変わる時に当たるからです。
わかりやすく言うと、飛行機の離着陸を考えてみて下さい。
離陸は早朝、着陸は深夜にあたります。離陸と着陸は飛行の中でもっとも不安定で事故が起きやすい時間帯です。
次に湯の入り方ですが、いきなりざぶ~んと入ってはいけません
三段階入浴法をおすすめします。まず下半身だけを湯につけ、それから上半身、また湯から出るときもこの逆の順番でやるということです。
これも人間の体のリズムを急に変えないようにするという考え方です。
では、首、肩によい入浴法は、肩まで湯に浸かるということです。
あまり熱いお湯は望ましくありませんが、こうして首を温めることにより、頸椎のなかを通る脳へ行く血管を温め、血流をよくするということです。
脳だけではなく、全身の血流も良くなるため、、肩こりにも有効です。
首の骨が変形している人にもこの方法はよいので、できればぬるめの湯に肩まで五分ほどつかるのがベストです。また、シャワーを使う方法もあります。
首すじにシャワーをかける方法です。この場合、少し熱めの湯がよいでしょう。
湯の中に入るのが苦手な人におすすめです。
私は、以前は湯船につからずにシャワーだけで済ませていましたが、お風呂に浸かるということを続けている結果か、肩のこわばりや、全身の疲れがとれ、肩こりが改善してきていると思います。お風呂につかるのが苦手な人は、上のやり方でシャワーを浴びることで改善されていきますが、できればお風呂につかることをおすすめします。